先日、むかし家今松師匠の会で、「長崎の赤飯」を初めて聴いたので調べてみた。

落語あらすじ事典 千字寄席によると 以下。

原話は井原西鶴の作品といわれますが、未確認です。
上方落語として文化年間(1804~18)から口演された
古い噺で、明治期に五代目金原亭馬生(1864-
1946)が東京に移植したものです。

馬生は大阪出身で、副業に玩具屋をやっていたため
「おもちゃ屋の馬生」とあだ名されました。

この噺は系統が二つあり、一つはこの「長崎の赤飯」。
五代目馬生直伝で、六代目三遊亭円生が一手専売で
演じ、円生在世中は当人も言っていますが、
ほかには誰も演じ手はありませんでした。

その円生歿後、門下の円窓に継承されたものの、
ほとんどすたれていましたが、最近、鈴々舎馬桜ほか
ベテランが高座に掛け、若手も手掛けるように
なって、ようやく復活をみています。

とのことで、やはり、円生を聴くのが一番と考えました。

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ただ、このCDは「スタジオ録音」であり、正直「ライブ感」に欠けるのであまり好きではない。
まあ、「落語」の 教科書みたいなものだね。

聴いてみて思ったのは、やはり「ライブ」で聴かないと評価は難しい。
今松師匠の「ライブ」を聴けたのは、「ラッキー」と思いたいね。

五代目馬生から、受け継いだというのも「縁」ではないでしょうか。

あらすじは長いので書きませんが、何か「講談」のような雰囲気がする「噺」です。
「柳田格之進」にも通ずるものを感じます。

折角なので、以下友人のブログより、あらすじ途中まで。

あらすじは、昔、勘当してしまい、今は長崎で所帯を持っている息子に「逢いたいな」と思った親父が、「もうすぐ死にそうだ」という嘘の手紙を出し江戸に呼び寄せる。息子は焦って馳せ参じるが親父はピンピンしており一安心。それならば「妻が身重なので、一旦長崎に帰る」と言い出したことから、親父側は「ここで長崎に帰したら、もう二度と江戸には来ないのでは?」と心配がもたげ、番頭達と悪巧み。

「武士の娘で可愛い子がいるので、江戸で結婚させてしまおう。そうすれば長崎の妻なんて忘れる」という荒唐無稽なアイデアを出す。息子は「俺の妻はもうじき子供が産まれるんだぞ?頭おかしいのか?」と絶句し拒絶したが、言葉巧みに「結婚しなくてもいいから形だけ祝言まで」と強引に説得され、自分の親の頼みでもあるので無下にも断れず話が進むことに。

一方、長崎の妻は、いつまでも帰ってこない夫に不審を抱き、江戸まで単身上京。大変な苦労して夫が住む家を突き止め突入。まさかの展開に仰天したのが悪巧みの知恵袋・番頭。機転を利かせ「息子は江戸に到着後、3日目に死んだ」と口からでまかせの嘘をつくが、何とそこに息子が帰宅。すべてバレてしまう。

ところが事情を知った親父は、長崎から来た妻はなかなかいい女であり、子供も産まれることだし、このまま幸せにならせるのもいいのかも、と心変わり。ただ、江戸で祝言の準備を進めていた相手方の武士家は収まりがつかない。破談の説明に来た番頭に「間に合ってます」と御用聞きの如くあしらわれたこともあり怒り爆発、武士自ら家に乗り込まれ、「その方が長崎から来た女か。ただ女一人の上京は関所破りの疑いあり。関所破りは大罪だ。従って身元を預かる」と公権力を行使して拉致。さあ、この波乱の展開、どうなる???

とここまで。後は是非いろいろ調べてみては。これもまた楽し。

最後に、盛り上がった「反省会」での写真を((笑) Sさんの写真を拝借((笑)
実は、何枚か撮っていたのに、誤って消してしまいまして。


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