前回のこの、二人の組み合わせが楽しく今回も伺った次第(笑)

前回は 扇辰「徂徠豆腐・天狗裁き」
白酒 「馬の田楽・幾代餅」

特に、天狗裁きと幾代餅が楽しかった。

開口一番 入船亭辰じん 「一目あがり」
まだまだ、全体的に「普通」の感じ。でもきっと伸びると思う。

入船亭扇辰 「麻のれん」
マクラで、現在上野の昼席に白酒と交代で出ているが
白酒は前半で5日連続「子ほめ」とか(笑)
自分(扇辰)は「千早振る」で受けずと言ったところで場内「爆笑」(笑)
GWの昼席の「お客」の反応はなかなか・・・・・みたいだ(苦笑)

本編 「麻のれん」
いやあ、珍しい。私はとんと「この噺」にお目にかかることがなかった。
ご一緒させて頂いた落語好きのお仲間に聞いたら扇橋師のネタだそうだ。
そうかと「うなずいた」

按摩の杢一さんは、目が悪い。しかし、杢一さんはそのことをプラスに考える。
それどころか、目が悪いことで、人生得をしていると。

その杢一さんが旦那のところに泊めてもらうところから噺が始まる。
酒好きな杢さんが「なおし」を飲む姿。そして「枝豆」をほうばるところ。

いろいろな「情景」が浮かんできて、楽しい。
まさに、落語を聴いていることの「うれしさ」を感じずにはいられない。

「麻のれんと蚊帳の間で寝てしまい「大変な夜」になるのだが(笑)
早くも、一席目で扇辰にうなってしまった。

桃月庵白酒 「錦の袈裟」
扇辰の話にこたえて、なぜ「子ほめ」かと(笑)
当日の顔ぶれやお客を考えてのことだと。ねえ円歌師匠?(笑)

「子ほめ」は実は師匠の雲助も「得意」としていて、白酒いわく
往来で子供をほめるところが「独特」の演出とか。
このことは、何かで読んだことあるなあ。

本編 与太郎ものの難しさを志ん五師匠の話をしながら入っていく。
与太郎が決して単なる「与太郎」ではない演出に「妙」がある。
白酒の「しっかり女房」も出てきて大爆笑!!!

与太郎一人がもててしまうという内容に改造したのは「盲小せん」
ということらしい。

中入り

桃月庵白酒 「粗忽長屋」
中入り前と、同じ着物で登場。
後で、扇辰が、「どういじるかなあ」(笑)
一門の飲み会の話。 
雲助・白酒・馬石・龍玉の「不思議な飲み会」の話(笑)

本編、この噺はもともと、とてもよくできている噺で
笑わせやすいと思う。全編楽しめたが、どこかまだ
「シンプルなばかばかしさ」に到達していないと思う。
志ん生や小さんのような。期待しているからあえて言う。

入船亭扇辰 「三井の大黒」
ネタを変えない人は着物も変えない(笑)
一席目と二席目では違うんだと?(笑)

出ました、「三井の大黒」
このネタも扇橋ゆずりでしょうね。
聴きたかったのです。この噺は「三木助」が大きすぎてねえ。
どう「料理」してくれるか楽しみでした。

本編、いやあ「おそれいりましたよ!!!」
棟梁政五郎と甚五郎、そしておかみさん・職人たち。
みんなが「活き活き」と描かれている。
花火で「ぽんしゅう」の名前をつけるくだりや、彫りあげた「大黒」の
表情など、扇辰の「演技力」に拍手を与えたい。

そして、「三木助」「扇橋」を守りつつ、「扇辰」の現代色もつくり
あげた「三井の大黒」
まさに、今年一番の「噺」であった。

今回は、申し訳ないが、白酒さん、扇辰に「軍配」をあげるよ(笑)

反省会はそばの「もつやき」
楽しい一夜でござんしたよ!!!

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追伸:柳家おじさん、初めて見ました(笑)

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