人形町「らくだ亭」の通し口演「おせつ徳三郎」

実はこの「口演」は3月14日で「震災」のことを考え断念した
会であった。(結果としても中止)

あの頃を、思うと「時」は過ぎたが、「日本」の現実は
芳しくないよね。

でも、この「通し口演」は楽しみにしていた。
そして、第二回目の「居残り会」となった。

開口一番 桂宮治 「元犬」

いやあ、楽しかった。初めて聴いたが「テンポ」がいい。
伸治師匠の「お弟子さん」とのこと。
会場も、「拍手」をしていたよ。
すばらしい、「スタート」である。

金原亭馬治「粗忽の釘」

申し訳ないが、宮治の方が数段楽しい。
元々、「このネタ」は笑えるはずなのに「妙」に落ち着きすぎ。
馬生のお弟子さんなのだから、がんばってよ。

立川談幸 「時そば」

この人も、立川流では「正統派」であるらしいが
いかんせん、「基本的」な感じのみで「どきどき」感が
全くない。すいませんが、鯉昇と比べてしまいます・・・


柳家小満ん 「花見小僧」
「白状を 娘は乳母に してもらい」このマクラから始まる。
定吉が「秀逸」。生意気だが「愛嬌」がある。
ばあやとの「会話」の間も最高。
そして、“桜餅”で有名な長命寺の場面も楽しい。
「うんちく」を語る主人との「会話」の間。

小満ん節が、「随所」に表れる。
この場にいてよかった。まさに「べけんや」ですね。

お仲入り

柳家さん喬 「刀屋」

「おせつ徳三郎」の後半。

「本来はトリは先輩がとるものだが、小満んに「先」を選ばれたらから仕方ないよね。

正直後半は「意外」と楽しくない「噺」
身投げの場面の前に浄瑠璃の演出を「細かく解説」していたところにさん喬のうまさが。
サゲも「お材木で助かった」にせずに、「元のさやにおさまりました」
さすが、演技派「さん喬」の「真骨頂」であったと思う。

振り返れば、この「口演」は震災後の「真っ只中」であるはずであった。
改めて「口演」を聴けた「幸せ」を感じると同時に、まだまだ「復興」への
程遠い「日本政府」の対応力のなさに、「疑問」を感じざる負えない。

しかし、「前に」向いて、進むしかないのです。
終演後、「居残り会」でSさんとKさんと、語り合った。

落語を聴ける幸せを感じながら「もう一度」、日本を「いい国」にしたい
われわれの「気持ち」を再確認した。

「落語」を聴いて、また「明るい日本」を復活しましょうね!!!

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