恒例の「市馬落語集」 日本橋社会教育会館です。

開口一番 柳亭市江「手紙無筆」

市江くんも、少しずつ貫禄が出てきたかな。元々の「天然」キャラはすごく
いいと思う。後は、もう少し「滑舌」が良くなるといいんだけどなあ・・・

柳亭市馬 
なんであろうと、この今を生きていることを共有しているというマクラから。
自分の弟子のこと。そして、小さんの弟子時代のこと。

「打つ」(博打)だけはだめだよと言っていた、小さんだが三木助から賽の振り方を
教わったという話。(もちろん落語の中での表現の意味)

この二人は、「兄弟」の「盃」を交わした仲のいい二人だったよね。
息子(四代目)に「盛夫」とつけたものね。

「看板のピン」

小さんの十八番。こういう噺は、小さん好きな市馬にぴったり。
私は、市馬に「小さん好き」であるからこそ、「小さん」の「十八番ネタ」に
磨きをかけることに注力してもらいたいと思う。

ある、落語好き仲間の方に助言頂いたが、少し最近の市馬は「まとまりすぎ」で
面白みに欠けるという意見。

正直、私もそう思っている。

しかし、中入の間、後ろの方で、ご婦人方が「市馬の落語はわかりやすくて良いわね」
これも、至言ではないだろうか。落語に興味を持つ点では、市馬の存在は欠かせない
と思います。

でも、やはり「どきどき感」も欲しいのだよね。

「へっつい幽霊」

三木助の「十八番」

なるほど、こういう流れのためのマクラであったんだなあ。
これも、とてもよかった。
やはり、「おとぼけ」の落語こそ市馬の「真骨頂」である。



中入後

「百年目」
おお、まさかこのネタをかけるとは驚いた。
「浄瑠璃」に凝っている奉公人に「歌ばかりうたってるのは
ろくなもんじゃない」
これには、笑った。

全編、市馬の実直さが伝わっていて良かった。
歳を重ねたこの「噺」が今後も聴きたいと思う。

今回、「歌」は全くなかった。
そして、「小さん落語」をきわめていく。
わかりやすさと、そしてたまには「あれっと」いうどきどき感。

是非、ここらを、今後の市馬に期待したい。
歌も良いけど。そろそろ、もう「一皮」むけた市馬を見たい。

期待していますよ!!!





Secret

TrackBackURL
→http://hitorigoto25.blog22.fc2.com/tb.php/491-4cf35370