出張で、またまたブログの更新遅れております。

3月1日の柳家小満んの会。 東京芸術劇場 小ホール2。
生憎の雨。それでも、ほぼ満席。
最近、小満ん師を聴く機会も増えて一度は「独演会」にと初参戦。
「黒門町」が好きな、同窓生と一緒に。

開口一番 古今亭志ん吉 「桃太郎」
志ん橋師のお弟子さん。何度か寄席でも聴いている。
いかにも、噺家さんらしい風情が出てきて期待したいが、もう少しそろそろ
個性も出して欲しい。楽しみな噺家さんであるからこそ。

柳家小満ん 「盃の殿様」 花の噺。
この噺と言えば「円生の十八番」的な噺だが、小満ん師の高座はすばらしかった。
この人のすばらしさは、なんと言っても「情景描写」である。
「自然」と「江戸の世界」へわれわれを誘ってくれるのだ。
殿様と家来の会話にすべてが表現されている。
思い起こせば、この噺は正月の「落語研究会」特番でTV聴いたんだよなあ。
さすが「べけんや」での文章のうまさといい、師の「芸の深さ」をあらためて
感じた一席であった。

小満ん 「夢金」 雪の噺。
たぶん、この噺かなあと思ったが「やはり」(笑)
サゲも師らしく、「上品」に。この噺も「雪の大川」の雰囲気の表現といい
まさに師匠にぴったりであった。


お仲入り

小満ん 「景清」
「黒門町」大好き人間の私としては、ひとつくらい「文楽」の噺が聴きたいなあと。

月だからもしかして、「景清」かと。
まさに、うれしいネタであったね。

実は、今日の落語会の一緒した同窓生は「石田くん」
まさに。「景清」の石田の旦那であるよ(笑)

(以下ウィキぺディアから)

満願の100日目になった。奇しくも観音講にあたる18日で賑わう中、いつもにも増して熱心に願を掛ける定次郎。しかしいくらお願いしても、彼の眼はいっこうに明かない。とうとう怒り出した定次郎。心配して様子を見に来ていた甚兵衛にたしなめられるが、定次郎は涙ながらに答える。「母親が満願の今日に合わせて着物をこしらえてくれた。家で赤飯と酒の用意をして待ってくれている。それなのに、やっぱり眼が明かなかったと言って帰ってきたら絶望で母は死んでしまうだろう。そうなったら自分も首を縊らないとしょうがない」同情した甚兵衛は、今後も母子の面倒一切を見てやるから、また明日から信心しなおそうとなだめる。

この場面の定次郎が私は大好きで「黒門町」の噺にまさに「入り込んでしまう」のだが
今日の小満ん師の噺でも、「うるうる」ときてしまったよ。
でも、師は決して「感情輸入」するだけでなく、きちんと自分のかたちで演じていた。

楽しい「雪月花」であった。

言うまでもなく、その後、同窓生の「石田の旦那」そして同じ会に来ていたKさんIさん
と計4名の反省会??? は盛り上がったのであった。
私は、みなさんと解散して「石田の旦那」と「午前様」でした(苦笑)



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