桂春雨師匠の「東京での落語会」

今回は、二十周年記念だとか。
実は、春雨師匠のご内儀さんが、私の同窓生の奥様のご友人である。
今回も、同級生のお誘いで伺いました。

さて、桂春雨師とは

(以下ウィキぺディアから)
当代桂 春雨(かつら はるさめ、1964年1月28日 - )は東京都文京区出身の落語家。本名は中田 雅也。

東京都立小石川高等学校卒業後、1983年4月に3代目桂春団治に入門。上方落語協会茶道部「楽茶会」会員。上方落語地車囃子保存会「雅会」会員。阿波踊りの「はなしか連」東京支社長。アメリカマイアミ名誉市民。通称「落語界の貴公子」。出囃子は「春雨」。

元々、東京出身ながら、「三代目」の芸に惚れて上方落語の世界に入ったという異色の落語家さんである。
小石川高校といえば、「鳩山由紀夫」「小沢一郎」を輩出した学校ですが・・・(今は複雑ですよね)

今回は、二十周年ということで皆様のリクエストで「ネタ」を決めるという趣向に。
結果は
1位 稽古屋
2位 軒付け
3位 蔵丁稚
4位 天災
5位 時うどん
6位 代書屋
7位 八五郎坊主

ということで、今回はこの中から「時うどん」「蔵丁稚」「稽古屋」の三席に。
ぎりぎりまで、「稽古屋」と「軒付け」が争っていたので、結構大変だったとか。
最後に「稽古屋」が逆転したので、当日もおさらいをしたとか・・・(笑)

開口一番 立川松幸「権兵衛狸」
最近めっきり、このネタは聴く機会が少ないのでうれしかった。先代の金馬がいいよね。
本編、ちょっと緊張気味の松幸さん。これからを期待しよう。立川談幸門下。

桂春雨 「時うどん」

今回は記念の会なので、最後のぎりぎりまで「リクエスト」を受け付けたので
ネタの練習で大変だったと(苦笑)
本編は、上方ならではの「ベタ」なお笑いの「噺」で大好きである。
喜六が清やんのまねをする後半部分が楽しいのだが、春雨師はあえて「うどんの味」に
は触れずにさらっと進めた。これもひとつの演出であろう。

立川志遊「笑い茸」
春雨師とは、小石川高校の後輩ということで、東京の「春雨の会」では常連。
このネタは初めて聴いたが「少し不思議」な感じと志遊師の「間」が楽しかった。

桂春雨 「蔵丁稚」(江戸は四段目)
マクラで師匠も言っていたが、この噺は決しておもしろい噺ではない。
でも、演じ手次第で楽しめると思う。ポイントは「歌舞伎の部分」の解釈の仕方であろう。
落語には、その粗筋は同じでも、細部の展開が古今東西によって異なるものが多い。本作で旦那が定吉を引っ掛けるくだりもこれにあたる。そこいら編は、やはり研究した人の「勝ち」でると言える。

以前、正蔵の「四段目」を聴いたことがあるが「歌舞伎の部分」の解釈が「うわすべり」で観客が
ハラハラしていたのを覚えている。意外と難しい噺である。
春雨師の「蔵丁稚」はやはり定吉のかわいさが「秀逸」であった。

中入り

桂春雨 「稽古屋」
ある意味、今日はこの噺を聴けてよかったと思う。
今でこそ、「上方落語」に聴ける機会が増えたが、まさにこの噺は「上方」向きである!!
文枝師匠の「稽古屋」は何度もCDで聴いているが、粋である。

そして、春雨師は持ち前の「上品さ」をうまく活かしていて楽しかった。
おかみさんである、中田まなみさんのお囃子も素敵でした。

ちなみにおかみさんは以下のプロフィールですよ。すごいですねえ。

(以下)
プロフィール・広島市出身。昭和61年、立教大学社会学部卒。
昭和61年から64年淡交社「なごみ」編集部勤務。
平成2年、桂春雨と結婚。春雨の三味線の師匠である二世杵屋柳翁桑原ふみ子に師事。
上方落語協会会友(寄席囃子)。
「かっぱえびせん」で有名なカルビーの会長令嬢。

春雨師の「品」の良さって、やはり「三代目」の感じに似ているんだよなあ。

また、上方の会にも伺おうと思います。


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