先日、市馬師匠の落語会で、小三治師匠の「宗論」の話が出たので
久しぶりにCDを買った。ソニーミュージックから出ている
落語名人会36 柳家小三治12「宗論」「出来心」の2席
1988年8月31日 鈴本演芸場 第十二回柳家小三治独演会の収録である。

二十年以上前の、小三治師匠の一席であり、若々しい感じが表れている。


(以下京須さんのコメント一部抜粋)

「宗論」は、益田太郎冠者の改作らしいが、もともとは、仏教内の宗論だったものを
一方をキリスト教にして改作したとのこと。

宗教へのとらわれが希薄な国民性の中にあって、仏教内の宗論ではもはや世人をひきつける
だけの笑いのコントラストは生まれない。



確かにそうであるかもしれないが、小三治師匠の落語の中には、それ以上に親父と
せがれの親子関係の暖かさが表れていらからこそ、楽しいのである。
お互いが、「宗論」で反目しているようで、実はお互いをおもいやりつつ尊重していると思う。

昔の親子関係には、こういうものが残っていたと思いますが、今はどうなのでしょう?
少なくとも、私もかって若き頃父親と反目した時期もあったが、心の中では尊重していました。
小三治師匠の語りには、その素敵な「親子関係」が隠されていたと思います。

市馬師匠も、小三治師匠の語りを聴いて「じーん」と来たとのことですが、私も改めてこのCDを
聴いて感じました。 20年以上前の、小三治師匠ですので、今の師匠はもっと「じーん」と
来るでしょうね。

一度、現在の小三治師匠の 「宗論」を聴いてみたいです。

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