小学館主催の「人形町らくだ亭」

今回は、「納涼、人形町の夏」

大阪から、日帰り。東京へ着いたらどしゃぶり。
自由席とのことで、何とか会場に18:20くらいに到着。
すでに、沢山の方が並んでいる。さすが通の会ですね。

なんとか、正面の4列の右端をゲットしました。

「開口一番」鈴々舎 やえ馬 「転失気」
いやに、落ち着きのない「転失気」と思いましたが、あとから一之輔さんが説明してくれましたが
持ち時間5分とのこと。確かにこれでは厳しい。評は次回に(笑)

春風亭一之輔 「蛇含草」
一之輔さんは寄席では何回か聴いていましたが、すでに「一之輔落語」を確立しつつあるとパンフにも
評していましたが、なかなか。

「蛇含草」は上方落語系。枝雀師が十八番にしており、正直江戸の落語家さんのは初めてでした。
餅を食べるなかで「鯉の滝のぼり」「木下大サーカス」「アメリカンクラッカー」など
縦横無尽にあやつる一之輔さんに、場内大爆笑!!!!!
オフィスエムズさんの「いちのすけえん」などでも、名前は聴いていましたが、すばらしい噺家さんです。
今後、注目していきます。

春風亭一朝師 「船徳」

私が、寄席通いを始めた頃、なんといっても「一朝師」の落語に何度はまったことか。
今日も、マクラから「いっちょうけんめい」が出ましたよ(笑)

この噺を聴くと、夏に向かっているなあ、と実感できて、とても楽しい噺です。
師匠の何とも言えない「小気味」の良さは、ある意味痛快です。
船を出すところで「うまくだせるか賭けるか」なんて、時勢を表して大爆笑!!!!!
全然演目とは関係ないですが「祇園祭」「棒鱈」なんかも師匠らしい噺。
「気風」のよさ最高です。

お仲入り後

柳家小満ん師 「金魚の芸者」
初めて聴きました。そして、本日の一番の収穫!!!!!
初代三遊亭円遊の作とか。こういう噺を出す、師匠大好きです。

マクラで、「金魚」がいかに昔は高価なもので、またみんなの気持ちを和ましてくれた
存在だったかを・・・・・

小満ん師は、「べけんや」を読んで以来、ファンになりましたが、こういう
芸風の噺家さんは貴重ですよね。
まさに、力を入れすぎず、抜きすぎず。本当に一言でいうと「洒落た味」でしょうか。

今日の顧客はここのところを味わえる顧客が多く、共有できて幸せでした。
しかし、小満ん師の時、ひとりのあほなケイタイが鳴りましたが(苦笑)
つまみ出して欲しいです。そばにいたらやってます。私が!!!

柳亭市馬師「お化け長屋」

小満ん師の「洒脱」な噺に聴きほれていたことと、同じ「柳家一門」でもさすが「黒門町」からの
流れで一味違うというマクラから。

また、かつての落語協会の 小さん会長 馬生副会長 彦六最高顧問の時代の話を。
寄席のトリで彦六師が「噺」の後に踊る「踊り」の介添えをしたエピソードなど(笑)

「お化け長屋」は町人中心の、ある意味「市馬落語」の本寸法的な噺で何度聴いても大爆笑!!!

「まっぴらごめんねい」「えーてるちょう」など数々の名言を残している市馬落語の十八番です。

本日も、会場が暖かくまた一体感ある感じで、おひけとなりました。

雨の中、一階席は満員。二階席も入り、まさに「通が好む」楽しい会であったのではと思います。

次回から(9月)指定席になるとのことですが、コンセプトがはっきりしており、「バブリー」な落語会
とは一線を画す、いい落語会として、今後も定着して頂きたいと思います。

ちなみに次回、9月は

9月28日(火曜日)

古今亭菊六「紙入れ」
桂平治 「佐野山」
春風亭一朝 「妾馬」
五街道雲助 「らくだ」

楽しそうですね。

もちろん今日も
楽しい一夜でした。
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