6連勝。 膝の具合もよさそうですね。

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日経新聞の夕刊。一週間、柳亭市馬「こころの玉手箱」より。

以下、所感

初日
相撲好きになったのは、祖母の影響。柏戸のファンであった。
市馬は、ガキ大将で友達と相撲をとっても一番強かったらしい。
落語家になってからは、先代小さんが「千代の富士」ファンで
いつも、千代の富士の勝敗をチェックさせられていたようである。
最近の相撲の楽しみは「行司」。品格ときびきびとした動きが
楽しいらしい。呼びだしも好き。
どおりで、市馬の「相撲」が出てくる噺は楽しいわけだ。

二日目
談志には可愛がられていたよね。昭和歌謡にくわしかったしね。
「哀愁列車」を小2で歌っていたらしい。ませた子だね。
でも、先生からも可愛がられた。
人前で、芸をやる「快感」の始まりだったようだ。
三波・春日・岡もレパートリー。父上も「歌好き」であった。
市馬の「歌」をとやかくいうひともいるが、「芸は」身を助けるだと思うよ(笑)

三日目
落語に興味を持ったのは、先代の今輔師匠だそうだ。「おばあさん」の今輔(笑)
懐メロ同様、書いて覚えて、「披露」したそうだ。円右の新作も覚えたらしい。
小さん、円生を好んで聴いていたようだ。「かぼちゃや」や「粗忽の使者」など
十席は覚えていた。剣道部の「余興」でも披露。
剣道が、「落語家」になるきっかけ。剣道の先生の先生が小さんと知り合い。
小さんは、サインを頼まれるといつも色紙に「水墨画」を描いていた。
定番は「たぬき」の絵。市馬も是非「たぬき」を得意にしてほしいものだ。

四日目
小さんとの稽古と言えば、もっぱら「剣道」 地方の剣道會に師匠が呼ばれること
も多く、二人分の道具を担いでの「お供」は大変だったようだ。
そんな師匠に、ほめられたのは、二ツ目時代の「新宿末廣亭」
師匠がトリだったときに、手違いでひとつ前の出番の「落語家」が来ない。
代演の機会はなかったので、後輩から着物を借りて、小噺。
それから、海老一に教わった「深川節」を((笑)
軽く踊っておりたら、師匠が気に入ってくれて、しばらく「ほめて」くれたらしい。
微笑ましいエピソードですね。

千秋楽
子供の頃、生の「歌舞伎」はさすがに見る機会がなかったようだ。
二ツ目になって、十二代目の団十郎の襲名披露公演を3カ月。昼夜見た。
そこで、脇役の味わいにはまる。二ツ目時代は、苦しかったが、ラーメン一杯を
我慢して「歌舞伎」を見たという。いい勉強だね。
落語のためと思ってみていた訳ではないという。でも、自然と舞台での「役者」の
動き、会話のシーンが落語の「組み立て」に役に立っているんだよね。

まとめ。若手の「落語家」もどんどん勉強してほしい。

市馬は、後10年くらいして「枯れて」きたらもっと楽しみなような気がする(笑)

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エムズさん主催の落語会。

小のぶ師匠が聴いてみたくて伺いました(笑)

エムズさん、前半戦の大イベントとのこと。

無題

前座 柳家小たけ 「初天神」

最近、彼の高座によく出会う。小里ん師匠のお弟子さん。
とぼけた感じが、結構面白い。 今後が楽しみである。

柳家小里ん 「棒鱈」

とても好きな「噺家」さん。先日も「寄席」で聴いたが、ほんと「味」があるよね。
「棒鱈」の田舎侍を、変に「誇張」せずに、しっとりと聴かせる。
酔ったくまさんの「都都逸」もおつ。やっぱり、大人の「落語」は落ち着きますね。

柳家小のぶ 「粗忽長屋」

落語協会のHPによると
1956(昭和31)年5月
五代目柳家小さんに入門 前座名「小延」 とある。
寄席にはほぼ出て来ない「噺家」さんと聴いたことがある。
高座に上がるとき、やや足を気にしながらあがられたので、少し心配。
また、開口から少し聴きずらい感じがしていたが、どうしてどうして「パワフル」

いやあ、こんなに「粗忽」さが全面に出た「粗忽長屋」を聴いたことがない。
「唖然」としたと同時に、こんな「噺家」さんがいたのかと感心。
古き良き時代の「噺家」さんを聴くことが出来て大満足。是非、皆さんに聴いて欲しい。

柳家権太楼 「青菜」

あまりに今日は暑いので、家を出たが引き返してしまったとか(笑)
今日は、浅草演芸ホールの昼の「出番」があったらしい(笑)
本編「青菜」 権様の青菜はとにかく「パワフル」 小三治とは正反対の「青菜」
でも、これはこれで楽しい。「奥や」 押入れから出てくる「かかあ」がいいね。

柳家小満ん 「蜘蛛駕籠」

権様の後なので、小満師がほんと「静かだなあ」(笑)
でも、この「しっとりさ」にはまったら、あなたも「小満ん」ファンです。
だた、落語通でないとなかなか「とっつきにくい」というところもあります。
酔った「あら、くまさん」 良かったです。先代小さんの十八番でしたね。

中入り

柳家三三  「道具屋」

昨日まで、北海道に仕事だったとか(笑) 15°だったらしい。
「道具屋」はそれはそれは、前座のレベルと比較すると「秀逸」の「道具屋」
ただ、少し三三師。最近迷っているような。白酒や一之輔の「台頭」で少し
優等生的な三三師が、この先どうなっていくのか。気になるところである。

粋曲   柳家小菊

寄席スタンダードナンバー 3番まで 「披露」  (笑)

柳亭市馬 「不動坊」

最近ダイエットしているらしいが、私は反対です。
やっぱり「骨太」の市馬師でないと「落語」が楽しくありません。
ちんどんやの「万」さん(笑) 明るい市馬師にはこの噺は「ニン」です。

終了後は、友人M氏と、M氏の「お父上」と中板橋で反省会(笑)

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※すいません、なか見は検索できません(笑)

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久しぶりに、楽しい本に出会えた。
まえがきで、「芸人」と「芸能人」の違いについて述べている。

芸能人という言葉は昔なかった。戦時体制下で出来た言葉だ。
もともと、芸人は河原者と差別されていた時代のコンプレックスを
エネルギーに転化させてきたが、芸能人と言う「呼称」を得て
かえって、輝きを生み出すエネルギーを失ってしまったのが
惜しまれてならないと。

しかりである。今の「芸能人」の「芸」のなさ・・・

いまや往時となった昭和は芸人が芸人らしく生きることの許された
最後の時代でななかったか。

この本は、「昭和の芸人たちのちょいといい話」を垣間見ること
ができる名著である。

寄席芸人が一杯出てくるのも楽しい。
是非、「大衆芸能」ファンに読んで頂きたい本である。

主な章の紹介芸人

1章 「与太郎から出たまこと」 二代目 廣澤虎造
2章 「租忽の記者」 四代目  三遊亭圓馬
3章 「長生きも芸のうち」  岡本文彌
4章 「俺のことなら放っといて」 中村伸郎
5章 「ハムツイタ、デモヤクハナイ」 須賀不二男
6章 「泣く子と売れっ子には勝てず」 トニー谷
7章 「酒の悪口だけは言わないでくれ」 春風亭梅橋
8章 「寅さんの旅路」 渥美清


俳優の 児玉清さんがなくなられた。

77歳。最近までテレビに出ていたが、体調不良と聞いていて
心配していました。

(以下ウィキぺディアより)

小学生の頃、群馬県・四万温泉に集団疎開した経験を持つ。東京都立工芸高等学校を経て学習院大学文学部ドイツ文学科入学後、演劇部に入部。当初は道具係だったが、上背があるということで無理矢理舞台に上がらされたという。その後、1年先輩でフランス文学科の篠沢秀夫(現・学習院大学名誉教授)に見出され、篠沢が企画していた仏語劇『ブリタニキュス』(ラシーヌ作)の主役に抜擢される。フランス語はまったく知らなかった清だったが、見事に演じ切り高い評価を得た。とはいえ、清は本来は役者志望ではなく、大学卒業後は大学院進学を目指していた。だが学部卒業式の当日、母の急死により就職先を探さねばならなくなる、しかし時季は4月目前、就職先が決まらず結局、知人が手を回して応募してくれていた東宝映画第13期ニューフェイス(新人俳優の募集)の面接試験に臨み、合格。試験当日の朝は1時間前に急に思い立ち、世田谷区岡本の自宅そばにあった停留所にたまたま東宝撮影所行きのバスが停車、すかさず飛び乗り向かったこともあり、水着持参であることも知らず水着審査で下着のパンツ一枚で参加し審査員の奇異の目にさらされるも、質問にウィットあふれる回答を返し、逆に歓心を買った、という逸話がある。この逸話は『トリビアの泉』や著書『負けるのは美しく』(集英社)で明かされている。

なんと、篠沢教授とも接点があったのだね。

そして、「パネルクイズアタック25」の司会。
36年もの間続いている「長寿番組」

「結構!」「その通り!」のフレーズが最高であった。

NHKの書評番組『週刊ブックレビュー』の進行役も良かった。
本を愛していた人だからね。

ドラマ「HERO」にも出演して、見事な「名脇役」ぶりであった。

黒澤明監督作『悪い奴ほどよく眠る』に出演するも、当時から存在感あふれる清が目に付いたのか、黒澤にいじめ抜かれる。友人にそそのかされた清は「世界のクロサワ」を殴ることを決意するまでに至ったが、なんとか踏みとどまり、実行には移さずに出番を終える。のちに黒澤が自分のことを陰で評価していたことを聞き、腰が砕けたと語っている。(ウィキぺディア)

あの正義感は、昔からの「性格」であったのだよね。

もう少し、「アタックチャンス!!!」を聞いていたかった・・・

残念です。 安らかにお眠りください。 合掌。